流れ橋

アクアアルタというと洪水、洪水といえば橋や堤防の流出。
橋の流出という事で身近に写真の題材があった。
流れ橋といえばワイヤーで上部工橋体を結束し、洪水での流出時にも、
上部工の速やかなる復旧が可能で、京都木津川の上津尾橋が有名である。
時代劇の撮影で使われている(暴れん坊将軍等)ので誰もがテレビで目にしたであろう。


私の徒歩圏内に何故かこの珍しい構造の橋が現存している。
法勝寺川にかかる米子市管理下の兼久1号橋である。
幅員は1.9m。幅員1.8mの旧県道36号大山町門野堤並に細い。
参考に門野堤も写真を撮りに行かねば、と思う。


3年ほど前まではごく稀に車両通行もあった*1が橋脚の痛みが進行し、
堤防からの進入道路を下流向きから上流向きに付け替え、
同時に進入道路の幅員を狭める工事を行い車両通行止めとなっている。
300m上流に頑丈な幅員6mの新青木橋がある為通行量は5時間で1人程度である。

*1:私も原動機付自転車免許取得時にヤマハ発動機製JOGで渡河した