うぁ、何マジレスしてるのこのライター
アスキーには提灯ライターがいるようです。
http://ascii.jp/elem/000/000/463/463638/
「大人の科学」Vol.25(10月30日発売)のテーマは二眼レフカメラだ。付録は二眼レフのトイカメラ。二眼レフカメラは、ファインダーレンズと撮影レンズの2レンズ方式のカメラのことで、日本では戦後にブームがあった。デジタル時代に、銀塩フィルムの、しかも二眼レフでの撮影は、かなり懐古的。フィルム代、現像代、印画紙焼き付け代など、手間も費用もかかる。現像するまで、何が写っているかわからないカメラなんて、機能だけ考えれば使いにくいだけである。 (以下略)
この記事を書いたのは「吉田重戦車」と名乗るへぼライター。
漫画家「吉田戦車」先生のもじりか?
似た名前使ってるが記事が酷過ぎて先生に謝罪しろといいたくなるような内容だ。
Twitterでもボコボコに叩かれている模様。
ほんとにこいつは写真をやっているのか?
日食撮影でもっともらしいフィルターの使い方*1とか書いているくせに、
写ルンですを触った事すらないのか?
撮った物をその場で確認できないから使いにくいとか、
ランニングコストが高い?*2現像する写真店もないって?
銀塩を懐古的と言い、思想哲学的で近寄りがたいとさえ書いている。
デジタル機器に固執するライター自身も偏狭な思想なのではないか。
デジと銀塩双方のメリットデメリット列挙でき、
理解して初めてこき下ろす文章も書けよう。
しかし、記事を読む限りではこのライターは、
デジと銀塩は「使う状況が違う」という基本的なことが分かっていない。
現像してくれる写真屋が無いとかほざいているけどコンビニでもやってる。
趣味だから自分で現像、プリントする者もごろごろしている。
カメラ雑誌のライターじゃなくて、
デジタル系の雑誌社の提灯ライターだからある程度までは仕方ないけど、
それにしても突っ込みどころ多すぎ。もっと調べて記事書けよ。
俺の知り合いの文筆家紹介してやりたいよ。
俺はデジタルも使うが使用する状況が違う。シャッターを切る時の重みも違う。
デジは出かけた先でのちょっとした撮影や商品写真。
やり直しが効くので何度でもシャッターを切る。
銀塩は夜間に三脚を構えてレリーズワイヤで露出時間をコントロールしたり、
ベストショットを狙うといった具合だ。
最後に趣味だって文末を締めてるけど、
趣味だと分かってるなら敢えて書くほどでもない内容。
学研の雑誌付録なんてお遊びなのはみな承知。
俺も大人の科学の当該号は買ったが、組み立てて撮影して遊びたいだけ。
これを実用に使おうとは思わない。ミノルタNewSR-1とα507siがあるし。
お遊びの雑誌を引き合いに出してまでデジタルカメラ+デジタル機器をヨイショしたいのだろうか。
遊びを実用と取り違えて挙句の果てに銀塩への嫌味。
このライターの知性が疑わしい。たぶん目の前にいたら5分で論破できる。
提灯記事にしても俺の方がまだマシな記事を書けるぞ。
メリット・デメリット
- デジカメ
- 撮影結果の即時確認が可能
- メモリー量によっては大量の撮影が可能
- 暗部の階調がちゃんと出る
- データの加工、プリントが容易
- 規格変更等があると読み出しが出来なくなる恐れが有る
- 電源が切れるとただの箱、長時間露出は不可
- 大伸ばしには向かない
- 保存データにエラーが起きると使い物にならない
- 銀塩(機械式フルマニュアル)
- フィルムを巻き上げすれば即撮影可能(写ルンです等)
- 長時間露出に強い、その気になれば数時間
- 大伸ばしに向いている
- フィルムに色素の抜けや傷があっても概ねの内容は分かる
- 撮影回数に制限がある(35mmパトローネで12-36枚)
- 現像に費用と手間が掛かる
- 撮影結果の確認が現像完了時まで出来ない
使わないとわかんないよね、メリットデメリットって。