拾い物(原付バイク)

昨日の話。久しぶりの原付の引取依頼。俺、古本屋なんすけど。
現地確認はを済ませてある。JOGアプリオII、1996年物である。勿論規制前。
廃品と言うには余りにも状態が良すぎるバイクなので、買取を申し出た。
しかしあちらは、一刻でも早く引取って欲しいらしくタダだそうだ。
現地ではエンジンが掛からず、キック時ライト点灯と排気圧があることから、
プラグ清掃及びキャブ清掃が必要と判断。
やむを得ず曳航して(つまり引きずって)帰る。
尾骨痛で走ると死ねるが、歩くのは不思議と何ら支障が無いのだ。


中のガスは腐っており、一か八か途中のスタンドで1Lほど給油。
30回ほどキックスタータを蹴り込み初爆確認。
キャブ詰まりというより、ガスの腐りによる燃焼不良だった様だ。
試走標識をつけていたのでこれ幸いとそのまま乗って帰る。
尾骨が痛み出すが2km程なので我慢。


ライトのハイビームの玉切れとバッテリーの不良も確認した為、交換。
工具を入れた防雨トランクを装着。
シートが柔らかく、座るポジションによって痛みが全く無いことが分かったので、松江方面へ試走。
エンジンを回し、内部の腐っていたガスを使い切る。


持ち主も、俺の申し出に応じて売ればよかったのにね。
これまでの中で、引き取りに一番手間が掛からなかったバイクですな。