改めて思うこと
スポークの破断したホイールを修理した件。
部品が有ったら自分で治せるレベルだが、部品が無いのは如何ともし難く、
また、スポーク1本だけだけ下さいなどと言うのもどうかと思ったので、
米子駅近く、干村自転車店に「修理依頼として」突っ込んだ。
スポーツ車は基本取り寄せの店で、700cホイールで使うスポークの在庫がない状態だったが、
断らずに常連さん?に手を回して貰い、部品ストックを回して頂いて、
キッチリ修理して貰えたので非常に満足している。
今回のように客の要望に対して、
「出来得る限りの事をする」姿勢が見える店ならよい。
ただ、そうでない店も市内に存在する事を思い出してしまいむかっ腹が立った。
それは各々別の店の話ではあるが、
近隣でスポーツ車といえばある2軒の店がメインで、
殆どの人が注文したり持ち込んだりしている。
最初の1軒は注文品の取り寄せが出来ず、連絡も無く放置を何ヶ月も食らったので店を変えた。
で、8速のアンカーのエントリーモデルを2軒目に注文し購入。
しばらく乗っていたが、10速化をしたくて再度持ち込んだ。
予算に制限があるが、何とか10速化したい為、
という条件で部品代と工賃を見積もってくれと持ちかけた。
店主は「バーコンは止めろ、STIのほうが安全」だという。
しかし、バーコンを使ってる人だっているし、
実際特殊な部品でもないからSHIMANOに部品を注文すりゃくる。
儲けは少ないかもしれないが、ただで工作しろという訳でもない。
「STIにしたいのはやまやまだが、予算オーバーになると思うから」と伝えたのだが、「STIにしろ」の一点張り。
部品代と正当な報酬さえあれば出来るはずの作業である。
予算との折り合いは当然あるのだが、
技術を金で買うことに関しては糸目はつけないつもりだった。
店主は面倒くさそうに「自分でやったら?」と私にいった。
幾らなんでも客に言っちゃならない一言。俺はぶちきれた。
この後この店には、整備依頼も車体注文も一切していない。
技術が単なる見せ掛けで、殿様商売だということがこの一件で判ったからだ。
帰ってからすぐに通販でアンチョコ本と工具と作業台と部品をそろえて、
作業を行ったのは言うまでも無い。
予算オーバーどころか予算の4倍掛かってしまったが後悔はしていない。
FSD2の注文時にわざわざ松江に行き、フレームセットを注文したのも、
この米子の2軒の店が最悪な対応をしたからである。
松江の山崎自転車商会で注文したが、対応は米子の2軒とは天と地ほど差があった。
取扱店をWEBで調べただけで、事前アポなしの飛び込みで有った。
予め用意したオーダーシートを出し見積もる様に依頼すると、
日曜にも関わらず問屋に電話を目の前で掛けていた事で購入を決意させた。
山崎さんでは事故の際の入換車両をも依頼して、合計で40万近く落としている。
松江から米子まで(フレームなので納車では無い)コーヒー代だけで納品して貰った。代りに部品を注文したが。
普段乗りの軽快車がメインの店なので取寄せの利かない部品もあるが、
報告も迅速にしてくれるのでその辺りは全く問題にはならない。
腕ばかりに頼り客対応を間違えた米子の2軒は、愚かだ。
「注文品が取れないのならすぐに連絡を入れる」
「出来ないことは出来ないとすぐに納得できる理由を添えて言う」
これしきのことが出来ずに、何が商売だろうか。
誰の金で飯を食っているのか理解できていない店は淘汰されるべきだと切に思う。