矢倉峠-久住-五輪峠行

矢倉峠-五輪峠と回る。総行程57km。米子から二部の谷までは非常に緩い勾配なのだが。

矢倉峠までのラスト3kmは20%勾配が延々と続く。2kmほどは押して歩かざるを得なかった。

登りきった後、広域林道の久住トンネルでショートカットをかまそうと安易に考えたのが運の尽き。
この峠から右に伸びる道、それこそが全ての元凶。
しかもこの峠よりも更に高い位置にトンネルがある。
久住トンネル手前1kmからトンネル通過後2kmまで死の恐怖を味わった。
ごらんあれ。



ここまでは、まあよくある事。使う部分だけ融けている感じ。

ちょっと待て。歩いた痕跡すらないぞ。

何ですかこれは!


雪崩がトンネル手前で2箇所も起きていた。深さは30cm程度。

ようやくの事でトンネルにたどり着くのだが、更に、

俺にどうしろと!
トンネルの先は更に酷く、5箇所の雪崩が。全て延長100m程であった。
死を一瞬予感した。
幸いにも根雪状でかなり硬く、雪上を押して歩いたが。



五輪峠からは延々下り。アップと言うものは無いに等しい。
ここから賀祥集落の一番下のカーブまでは平均時速55km/hであった。
下っている最中、何故か焦げ臭いにおいがしていた。


実は、OSTRICHのサドルバッグがタイヤに当たり、焦げたのであった。
2層の生地の1層目が焼き切れていた。買い替えを決意させる程の損傷である。
継ぎ接ぎ掛けても使えないわけではないが。
次は更に大型のバッグかも知れない。懲りずにOSTRICH S-2なんて。

クワハラの店主曰く、まだ山地トレーニングは誰もやってねぇよ、とのこと。
みんな平地だそうだ。と言うことでつぎは倉吉かもしれませんよ。

全身タイツ、ジャージの背中に書かれていた言葉

「さっさとペダルを漕げ!さもなくばネオアドリア海に沈めるぞ!!」