これだけ働いても俺の儲けは1万以下

すんげぇめんどくさい原付の売買をやった。
仕入れから修理、販売まで全部自分でやり、3万で売れたバイクの話。
5日前に商談があり、市内在住の方に現物を見てもらい、
商品標識で試走もしてもらった上でお買い上げなのだが、
古いバイクを引取って欲しいという。

引取る原付Aの方は、ナンバーは有るけど標識交付証明書を紛失したらしい。
入れ替えで引渡す原付Bは廃車済で譲渡書はあるが廃車証明書が無い。
(商品標識により試走は支障なく可能)
このため、以下の手順で入れ替えを行うことにした。
用意したのは

  • お客さん自筆のA車に対する委任状及び、軽自動車税申告用紙兼譲渡証甲
  • 譲渡証乙(B車前所有者発行/当方への委任状兼用の任意書式)、軽自動車税申告用紙兼譲渡証丙(当方発行)、B車石摺り
  • 持ってて良かった「古物商許可証」
  1. A車は委任状をとった上で標識交付証明書を再発行し、譲渡証甲で即座に当方の名義に変更(移動に必要な為廃車にはしない)
  2. B車は前所有者も市内在住で、市役所のデータ上は前所有者が廃車した状態。前所有者が発行した譲渡書乙で実態が当方所有であることを示し、さらに当方発行の譲渡書丙及び古物商許可証、並びに石摺りを用意の上登録。


普通の登録なら5分ですむのだが、書類が揃っていない所を無理やり通す為、
事情説明を繰り返した上30分待たされた。
おいらが古物許可を持っていなければ多分登録すら拒否されただろう。
まぁ無事に出来たのでお客さんには迷惑は掛からなかったのだが。
後はB車の自賠責を通してしまえば晴れて運行可能である。
(お客さん自身が保険屋の為自賠責は自分でするとのこと、車台番号とナンバーのみ伝えておいた)